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ライフプランを作成し計画を立て、豊かな未来を目指そう!

コラム

2022.08.16

ライフプランって?
これから起こるライフイベントを予想したり、資金計画を立てることは、とても難しく思えてしまいます。
ここでは、初心者の方でもイメージできるよう簡単にお伝えしていきます。

はじめに

人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して計画をたてることをいいます。

ライフプランを考えるときは、今後起こり得るさまざまなライフイベントの予想をし計画を立てていきます。
ライフイベントは結婚やマイホームの購入、子どもの入学など人生におけるイベントのことです。
ライフイベントによっては、すぐ用意できない額の場合もあるため、長い時間をかけて計画的に資金を準備しておかないと間に合わなくなります。

独身者の場合は、ライフプランを真剣に考える人が少ない傾向がありますが、結婚してからはマイホーム購入や子育てなど立て続けにお金が必要なイベントが起きて、気がついたらあっという間に老後の心配をしなきゃと慌ててしまうことも。
いざというときに「お金が足りない」と困らないためにも、ライフプランは立てておきましょう。

ライフプランを考えるにあたり、必ず知っておきたいのが人生の三大支出です。
三大支出とはなにか、このあと確認していきましょう。

人生の三大支出 ①住宅購入資金

「住宅購入資金」

住宅は人生の中で一番大きな買い物といわれます。
新築の注文住宅や分譲マンションを購入する場合、費用は4,000万円以上必要となります。

非常に高価な買い物のため、ほとんどの方は住宅ローンを利用しますが、住宅ローン返済期間は平均32年間となります。最近は結婚年齢も上がりつつあるため、40歳で購入した場合は72歳までローンを支払うことになります。となると、定年までに返済が完了できるように計画が必要となってきます。

購入する前も、購入した後も計画的に行っておくと非常に有利です。

人生の三大支出 ②教育資金

以前教育費について記事にも取り上げましたが、大学生にかかる教育費は、国公立か私立か、自宅通学か下宿かなどによって大きな差があります。

国立大学で自宅通学の場合の教育費は4年間で平均約537万円で、下宿の場合は約835万円となっています。
私立文系の場合は、自宅通学で約698万円、下宿で約978万円、私立理系の場合は、自宅通学で約833万円、下宿で約1,114万円となっており、お子さんの選択にもよりますが、大学だけで1000万円を超えてしまいます。

そう考えると、お子さんがやりたいことをさせてあげたい場合は、ある程度の金額は準備しないと追いつかなくなります。

人生の三大支出 ③老後資金

日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳です。
65歳で定年退職した場合、16~22年となり、その生活費は、貯蓄と年金です。
生命保険文化センターの「令和元年度生活保障に関する調査」では、老後の生活について不安を感じている人が多いとわかっています。その中でも、「公的年金だけでは不十分」と考えている人は82.8%もいます。

老後資金については「老後資金2,000万円問題」が話題となりましたが、お若い方でも老後資金に対する意識は高まっています。

対策を先延ばしにしがちですが、無職になった状態で生活するための資を確保するのは難しくなりますから、現役の間に準備しておきましょう。

ライフプランを作成する

ライフプランは、どのようなライフイベントがいつ頃起こるのかを予想し、時系列で計画表にしていきます。
若いうちからおおよその生涯設計を立てておくと、後になって「早くお金を貯めておけばよかった」と後悔しなくなります。

これからの人生で起こると予想されるライフイベントと予算を書き出してみましょう。

「これから結婚して子どもが生まれて、マイホームを買って…」といったように、順を追って考えてみましょう。
ライフイベントには、海外旅行ややりたいことなどを含めて計画してみましょう。

配偶者や子どもなど家族視点で考えることもポイントです。まとまったお金が必要そうなイベントをできる限り書き出しましょう。
ライフイベントを書き出したら、自分や家族の年齢に合わせて時系列で整理していきます。

長生きの時代ですから、100歳までのライフプラン表を作成してみましょう。まだ独身の方も、何歳で結婚するか、子どもは何人かなど自分の予想で一旦計画を立ててみましょう。

必要資金を準備する

ライフイベントと年齢などを書き込んだら、ライフイベントの予算を確認し、どのくらいの期間でいくらずつ貯めれば資金を準備できるか逆算してみましょう。

人生の3大支出である「住宅購入資金」「教育資金」「老後資金」は、数年で貯められる額ではないため、中長期的な資金計画が必要となってきます。

ライフプラン表をどう活用するか分からない場合は、ファイナンシャルプランナーなどに相談しながら生涯設計に役立てていきましょう。

またそれをシミュレーションしていくと、自分の人生の中で貯金が不足する時期などが予想できます。
予想によって、事前に不足がわかれば準備できますよね。

それについてはまた今度お伝えいたします。

まとめ

今回はライフプランの重要性や、生涯設計の立て方について紹介しました。
ライフプランを早めに立てておくと、いざお金が必要なときに困らなくなります。

特に「住宅購入資金」「教育資金」「老後資金」の3大支出は、計画的に資金形成することが大切です。今後の人生やライフイベントを想像しながら、ライフプラン表をぜひ作成してみましょう。

人と同じ人生が幸せかというと、そうではないと思います。
皆さんや皆さんの大切なご家族が、やりたいことをやれるために予め計画しておくことが、豊かで幸せな日々につながっていくでしょう。ライフプラン・シミュレーションについてサポートが必要な方には、有料となりますがサポート出来ますので、お気軽にお問合せください。



私たちfamiliar´sは、石川県金沢市でマネーコンサルタントとして、小学生以上の親子に向けたマネー教育、新社会人向け、シングル女性向けなど幅広い世代に向けて、初心者でもわかりやすいマネー教育を目指しています。

また、教育資金や老後資金の相談、NISA、iDeCoなど資産運用相談や、家計の見直し、ライフプランニングなど、金融リテラシーの向上のために、皆さまの課題解決をサポートしております。

遠方の方には、オンラインでもセミナーや相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
みなさんも私たちと一緒に豊かな未来を目指していきましょう。

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