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「金融リテラシー」って何? 金融リテラシーを高めて、スキルアップ!貯金アップ!幸せ度アップ!

コラム

2022.08.09

こんにちは。「子育て×お金」のレッスン ~子供たちの未来を豊かにするお手伝い~のfamiliar´sです。

皆さんは「金融リテラシー」という言葉をご存知ですか?
個別相談の相談の際にこの言葉をご存知ない方が少なからずいらっしゃるようでしたので、今回はその「金融リテラシー」について考えてみましょう。

はじめに

私たちは、生活の中で様々な金融商品と関わって生きています。
金融商品には、預貯金、個人年金、生命保険、損害保険、ローン、株式などがあります。

商品知識がないと、すすめられるままに契約したり、投資や保険で得するつもりが、大損してしまうこともあるのです。
商品の知識、経済や金融の仕組みなど知識をがあると、とても有利です。

「金融リテラシー」とは、どういうことなのか、このあと一緒にみていきましょう。

金融リテラシーとは?

「金融リテラシー」とは?

お金について十分な知識を持ち、金融や経済に関する知識や判断力のことをいいます。
しっかりとした生活基盤をもって生活していくためには、お金を上手に管理したり、注意深く使ったりすることがとても重要です。

そのためには、お金について十分な知識をもって、お金との付き合い方について適切に判断する力が必要です。

金融リテラシーを高めていくことは、資産形成や生活水準の向上だけでなく、健全な資本市場形成と、適切な資金循環につながっていくのです。

最低限身につけるべき金融リテラシー ①家計管理

「家計管理」

適切な収支管理ができていれば、赤字が解消でき、黒字の生活を送ることが出来ます。
入ってくるお金「収入」と使うお金「支出」のバランスが大事です。

収入がたくさんあっても、支出が上回った場合、赤字が続き借金が増えることになります。

ですから、計画して管理していくことが家計管理の基本となります。
生活苦により借金をしてしまう人は、この基本的な管理方法が間違ってしまっているので、専門家に相談して土台をしっかり整える必要があります。

最低限身につけるべき金融リテラシー ②生活設計

「生活設計」

生活設計(=ライフプラン)とも言いますが、将来に向かって、望ましい、こうありたいという生活像を描き、そのような生活はどのような条件・状況のもとで実現可能かを考えながら、目的達成のために具体的な計画をたてることを言います。

ライフプランを明確にすることにより、いつ、いくらくらいのお金が必要かを把握出来ます。
例えば、結婚は何年後にするのか、住宅はいつ購入するのか、子供が生まれたら子供の教育資金はいつまでに準備したいのかなど、その目標に向けてしっかり準備することがができます。

最低限身につけるべき金融リテラシー ③ 金融と経済の基礎知識と商品を選ぶスキル

「金融と経済の基礎知識と商品を選ぶスキル」」

何かしらの契約をするときに、契約の基本的な姿勢(契約書をよく読む、相手方や日付・金額・支払い条件などが明記されているか、不明点があれば確認するなど)を習慣にする必要があります。
また、正しい情報収集をし、契約の相手方である業者が信頼できるかどう見極めます。
そして、金融と経済の基礎知識(単利・複利などの金利、インフレ、デフレ、為替、リスク・リターンなど)や金融経済情勢に応じた金融商品の選択について理解しておかなければいけません。

例をあげてみると

【保険】
保険に入るときや見直する際には、見直す目的を明確にしましょう。
自分がカバーしたいリスクは何か、死亡や病気のリスク、万が一事故が起きたときにどのくらいの保障が必要なのかを考えてみる必要があります。

【カード】
無計画・無謀な「カードローン」や「クレジットカード」の利用を行わないようにしましょう。
カードの仕組みやどのくらいの利子を払うのかしっかり事前に把握しておきましょう。

【資産形成】
資産形成については、高いリターンを得ようとする場合には、より高いリスクを伴うことを理解しておきましょう。
目的に応じた商品選びと、運用資産の分散、投資時期の分散、長期運用の効果を理解しておきましょう。
基礎知識や商品を選ぶスキルなどもしっかり勉強しておきましょう。

他にも覚えておきたいスキルはありますが、最低限のことは学んでおきたいですね。

最低限身につけるべき金融リテラシー ④ 外部の知見の適切な活用

「外部の知見の適切な活用」

金融の本を読んだり、マネーセミナーに参加して金融のおおまかな流れや知識を得る事もとても良いことです。
「餅は餅屋」のように、金融のプロや専門家に教えてもらうと、とてもわかりやすく理解できますので、おおいに活用していきましょう。

金融リテラシーを高める最も効果的な方法

「金融リテラシーを高める最も効果的な方法」

「金融リテラシー」についてこれまで述べてきましたが、結論は<お金の勉強>をすることです。

お金の勉強をして、収支のバランスが整ったら、将来の計画を立てていきます。
そして、次は資産運用を始めてみましょう。

資産運用は、わからずスタートすると失敗してしまうかもしれませんが、その体験や失敗から学ぶことができます。
しかし、少額なら万が一失敗してしまったとしても、生活を脅かすことなく体験して学ぶことができるでしょう。

なので、失敗してもいいように、最初は少額から積み立てられる「つみたてNISA」などで始めてみましょう。
やってみることで、さらに「金融リテラシー」が高まっていくのではないでしょうか。

まとめ

「金融リテラシー」を身につけていけば、豊かな未来を送ることができるはずです。

最低限知っておきたい金融リテラシーは、国が推奨しているマネーの知識です。
まだ日本の金融に対する意識は低く、収支のバランスを崩している人も少なくありません。
しかし、その反対に、金融リテラシーの高い人たちは、どんどん豊かになっていくのです。

このように、知っている、知らないとでは将来大きな差、資産の差になっていきます。

しかし、大丈夫です。
自分には知識がないとあきらめたり心配する必要はありません。

これから積極的にお金の知識を学んでも十分間に合いますので、お金の勉強をして、金融リテラシーを高めながら、今も未来も豊かにする行動をしていきましょう。


私たちfamiliar´sは、石川県金沢市でマネーコンサルタントとして、小学生以上の親子に向けたマネー教育、新社会人向け、シングル女性向けなど幅広い世代に向けて、初心者でもわかりやすいマネー教育を目指しています。
また、教育資金や老後資金の相談、NISA、iDeCoなど資産運用相談や、家計の見直し、ライフプランニングなど、金融リテラシーの向上のために、皆さまの課題解決をサポートしております。

遠方の方には、オンラインでもセミナーや相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
みなさんも私たちと一緒に豊かな未来を目指していきましょう。

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